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十五夜・中秋の名月とは?2026年は9月25日|満月と日がずれる理由
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十五夜・中秋の名月とは?2026年は9月25日|満月と日がずれる理由

秋のくらし > 秋の行事・歳時記 / 公開 2026-07-12
空が高く澄み、夜には月がひときわ美しく輝く季節になりました。

店先に月見だんごが並び、SNSでも「お月見スイーツ」が話題にのぼる頃。月を愛でる文化は日本だけでなく、中国の中秋節韓国の秋夕(チュソク)など東アジアに広く根づいています。2026年の中秋の名月は9月25日(金)と週末前で、家族や友人と楽しみやすい年です。

この時期は、うさぎをかたどった和菓子や、まんまるの黄身をのせた毎年恒例の“月見”季節限定メニューが登場し、秋の風物詩に。満月を眺めながらのお団子やお酒を楽しむ、大人の“月見ナイト”も人気です。

今年はぜひ、いそがしい毎日をひと休みして、ゆっくり夜空を見上げるひとときを。

秋の夜、まるい月を眺める十五夜(お月見)。その正体は「中秋の名月」です。でも、じつは「中秋の名月=満月」とはかぎりません。この記事では、十五夜・中秋の名月とは何か、2026年はいつか、そして名月と満月の日付がずれる理由を、国立天文台の情報をもとにわかりやすく解説します。

先に結論
  • 中秋の名月=旧暦(太陰太陽暦)8月15日の月。十五夜とも呼ばれる。
  • 2026年の中秋の名月は9月25日。天文学的な満月(望)は9月27日1時49分
  • 名月(旧暦15日)と満月が2日ずれるのは少し珍しい年。
  • ずれる理由は、日の区切り方と、満ち欠けの間隔が一定でないため望が後にずれやすいこと。

十五夜・中秋の名月とは

中秋の名月とは、旧暦(太陰太陽暦)の8月15日にあたる夜の月のことです。昔の暦では月の満ち欠けを基準に日付を数えており、8月15日ごろの月がとりわけ美しく見えることから、この夜に月を愛でる風習が生まれました。これが十五夜(お月見)です。すすきを飾り、月見団子を供えて秋の実りに感謝する行事として親しまれてきました。

2026年の中秋の名月はいつ

国立天文台によると、2026年の中秋の名月は9月25日です。これは、旧暦8月1日にあたる新月(朔)が9月11日12時27分で、そこから数えて15日目が9月25日になるためです。

一方、天文学的な意味での満月(望)——地球から見て月が太陽と正反対の方向に来る瞬間——は9月27日1時49分。つまり2026年は、名月(9月25日)より満月(9月27日)が2日あとにやってきます。国立天文台は、名月と満月がずれること自体はしばしば起こるものの、2日ずれるのは少々珍しいとしています。

「いちばんまるい月」を見たいなら、名月の9月25日だけでなく9月27日ごろの月もあわせて眺めてみるのがおすすめです。

名月と満月がずれる理由

国立天文台の暦計算室によると、名月と満月がずれる原因は大きく2つに分けられます。

1. 日の区切り方(見かけ上の問題)

旧暦の15日は「その日」というまる1日を指しますが、満月はある一瞬の現象です。満月の瞬間が15日の夜に入るとはかぎらず、日付としてずれて見えることがあります。

2. 満ち欠けの間隔が一定でない(本質的な理由)

旧暦15日は月齢14.0を含む日ですが、月の満ち欠けの周期(約29.5日)の半分は29.5÷2≒14.8。このため、満月(望)は15日より少しあとになることが多いのです。月の公転軌道は真円ではなく、満ち欠けの進み方が一定でないことも、ずれ幅が年によって変わる一因です。

月見団子・すすきをお供えする意味

十五夜といえば、月見団子すすき。それぞれに意味があります(阪急百貨店 HANKYU FOOD の解説より)。

月見団子

丸い形は満月に見立てたもので、収穫への感謝や健康・幸福を願う意味が込められています。数は諸説あり、十五夜にちなんで15個、または1年の満月の数=12個(うるう年は13個)をお供えするのが一般的。三方(さんぼう)やお盆に白い紙を敷き、ピラミッド状に積みます。いちばん上の団子は「天とつながる」とされ、月に祈りを届ける役割があるとも言われます。

すすき

本来は実りの象徴である稲穂をお供えしたいところですが、お月見の時期はまだ稲刈り前。そこで形の似たすすきを稲穂の代わりに飾るようになったとされます。すすきは月の神さまの依り代と考えられ、鋭い切り口に魔除けの力があるとも信じられてきました。

お月見の風習は、中国の中秋節が平安時代に日本へ伝わって定着したという説があります。農耕の暮らしでは、月の満ち欠けが種まきや収穫の目安でもありました。
🍂 みんなの声

SNSでも十五夜を楽しむ声はさまざま。2026年は9月25日(金)と週末前で予定を立てやすく、飾り付けや現代風のアレンジを楽しむ投稿が目立ちます。

  • すすきと団子を飾って季節を感じたい、という伝統を大切にする声。
  • 本格的な準備はハードルが高いので、ミニチュアやお月見スイーツで気軽に楽しむ、という人。
  • 当日が難しいので少し早めに「お月見」を済ませる、という家庭も。
  • すすきのアレルギーが気になって飾りを工夫する、という悩みの声も。

X(旧Twitter)などの公開投稿を編集部が要約・一般化して紹介しています(個人の感想です)。

よくある質問

十五夜と中秋の名月は同じもの?
ほぼ同じ意味で使われます。旧暦8月15日の夜が十五夜で、その夜の月が中秋の名月です。
2026年の満月はいつ見ればいい?
中秋の名月は9月25日ですが、いちばんまるい満月は9月27日1時49分(国立天文台)。両方の夜を眺めると違いを楽しめます。
月見団子はいくつ供える?
諸説あり、十五夜にちなんで15個、または1年の満月の数の12個(うるう年は13個)が一般的とされます(阪急百貨店の解説)。
すすきはなぜ飾るの?
実りの象徴である稲穂の代わりとされ、月の神さまの依り代・魔除けの意味があるとも言われます。
参考にした情報

更新履歴
・2026-07-12 初版公開