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紅葉はなぜ色づく?赤・黄になる仕組みと、きれいに染まる条件
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紅葉はなぜ色づく?赤・黄になる仕組みと、きれいに染まる条件

秋のくらし > 秋の生活・くらし / 公開 2026-07-12
山からの便りが待ち遠しい、紅葉の美しい季節になりました。

各地の見頃予想が毎年ニュースになり、行楽の計画が楽しみな時期。紅葉は日本だけでなく、カナダやアメリカ北東部でも「フォリッジ(foliage)」観光として親しまれています。近年は温暖化で見頃が遅く・短くなる傾向も指摘され、いつどこで染まるかはその年の天気しだいです。

名所のライトアップは毎年人気で、スマホやカメラでの撮影を楽しむ人が増えています。もみじをかたどった和菓子や、栗・さつまいもを使った秋色スイーツ、紅葉を眺めながらの温泉やグランピングも、この季節ならではの楽しみです。

色づく景色に、どうか心まで彩られる、そんな秋になりますように。

秋になると、山も街路樹も赤や黄色に染まる紅葉(こうよう)。あたりまえの光景ですが、どうして葉の色が変わるのでしょう? そして、年によって“当たり年”があるのはなぜ? この記事では、紅葉の色が変わる仕組みと、きれいに色づく条件を、公的機関・専門メディアの解説をもとにやさしく解説します。

先に結論
  • 秋になると葉の緑の色素クロロフィルが分解される。
  • すると、もともとあったカロテノイド(黄)が目立って黄色に。
  • さらにアントシアニン(赤)が新たに作られると赤くなる。
  • きれいに染まる条件は十分な日光・昼夜の大きな寒暖差・夜の冷え込み

色が変わる仕組み(色素の入れ替わり)

葉が緑色に見えるのは、光合成をする色素クロロフィル(葉緑素)のおかげです。ところが秋になって気温が下がると、木は冬支度のためにクロロフィルを分解していきます。緑が抜けていくと、葉の中で色の“主役”が入れ替わり、赤や黄色が現れてくる——これが紅葉のしくみです。福岡県の解説などによると、色づきは色素の量のバランスの変化で起こります。

赤と黄でしくみが違う

じつは、黄色赤色では、色づき方が少し違います。

  • 黄色(イチョウなど):葉にもともと含まれていたカロテノイドという黄色い色素が、クロロフィルの分解で目立つようになる。いわば“かくれていた色”が出てくるイメージ。
  • 赤色(モミジ・カエデなど):クロロフィルの分解と同時に、アントシアニンという赤い色素が新たに作られる。こちらは“新しく生まれる色”です。

だから、同じ秋でもイチョウは黄色、モミジは赤——と色が分かれるのです。

きれいに色づく条件

「今年の紅葉はきれい」と言われる年があるのは、色づきに“条件”があるから。専門メディアや公的機関の解説によると、鮮やかに染まるには次の3つがそろうとよいとされます。

  • 晴天が続き、十分な日光が葉に当たること
  • 昼と夜の寒暖差が大きいこと
  • 夜に急激に冷え込むこと

これらがそろうと、赤い色素アントシアニンの合成が進むと考えられています。条件がそろいやすい山地で紅葉が鮮やかなのは、このためです。

逆に、暖かい秋や日照不足の年は、色づく前に葉が茶色くなって散ってしまうことも。だから紅葉は「その年の天気しだい」なのです。
🍂 みんなの声

紅葉シーズンはSNSでも話題に。色づきの良し悪しや見頃を気にする声が並びます。

  • 昼夜の寒暖差が大きい年ほど色が鮮やか、という実感の声。
  • 「今年は夏が涼しくて色づきが早い」など、天候と見頃を結びつける投稿。
  • 山や高原の名所は平地より早く色づく、という地域差の共有。
  • 急に暖かい日が戻ると色づく前に散るのが残念、という声も。

X(旧Twitter)などの公開投稿を編集部が要約・一般化して紹介しています(見頃は天候・地域で毎年変わります)。

よくある質問

紅葉が赤くなるのと黄色くなるのは何が違う?
黄色はもともとある色素(カロテノイド)が目立つため、赤は新たに作られる色素(アントシアニン)によるものです。だからイチョウは黄色、モミジは赤くなります。
きれいに色づく年の条件は?
十分な日光、昼夜の大きな寒暖差、夜の冷え込みがそろうと鮮やかになります。暖かすぎる秋は色づきが鈍くなります。
山のほうが早く色づくのはなぜ?
標高が高いほど気温が低く、寒暖差や冷え込みの条件がそろいやすいためです。
参考にした情報

更新履歴
・2026-07-12 初版公開